布施とは

仏教では、布施は菩薩(悟りを求めて修行する人)が行うべき6つの実践徳目の1つとされており、施す人も、施される人も、
施す物品も本来的に空であり、執着心を離れてなされるべきものとされています。
布施はさまざまに分類されますが、一般的には次の3つに分けられます。

①財施(ざいせ)
出家修行者、仏教教団、貧窮者などに財物、衣食などの物品を与えること。仏教の教えへの感謝を表し、施すことです。

②法施(ほっせ)
正しい仏法の教えを説き、精神的な施しを行うこと。僧侶の務めとされています。

③無畏施(むいせ)
施無畏とも言い、不安やおそれを抱いている人に対し安心の施しをすること、困った人に対し親切を施すこと、などです。

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